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【レシピ】栄養バツグン!子どもも喜ぶボルシチ~ウクライナのビーツスープ~

 


ロシアの料理と言えば、ボルシチ!と思っていたけれど、ウィキペディアによると、ボルシチはウクライナの伝統的なスープで、世界三大スープのうちの一つなのだとか。意外!😲


ちなみにウィキペディアによると、世界三大スープの残りの二つは、中国のフカヒレスープ、タイのトムヤムクン、フランスのブイヤベースだそうです。って、トータル四つあるじゃん!とツッコミを入れたくなっちゃうんですよね~😂


結婚後、何度も夫のイブちゃんにボルシチ作って!と頼まれ、お義父さんに材料と美味しくなるコツを教わり、「こんな感じでいいの??」と思いながら作ったボルシチが予想外に美味しくできた、我流なボルシチ。

今回はそんな本場(?)ロシア風ボルシチを紹介したいと思います😊


うちの家庭料理風ボルシチ(ロシア流)

◎材料

  • ビーツ 3個
  • ニンジン 1個
  • 玉ねぎ1個
  • キャベツ 1/8玉
  • じゃがいも 2個
  • ニンニク 1片
  • 牛肉 150g
  • ビーフブイヨン 固形1個(なくてもOK!)
  • ローリエ 1-2枚
  • 水 適当
  • 塩 適当
  • コショウ 適当

お肉のこと:お肉は何でもいいと二人とも言っていましたが、お義父さんはボルシチを食べたあとで「次はビーフブイヨンを入れてみて!」とアドバイスしてくれたので、ビーフブイヨンが本場の味には大事なポイントのようです。(コンソメでも、チキンでも、こだわらなければ何でもOKです)
そうなると、ビーフブイヨンを入れるなら、やっぱりお肉は牛肉かなと思いオススメしましたが、なーんでもいいと思ってます😋
使い切りたい鶏むね肉があれば、それをほぐして入れたりするし、特に使い切りたいお肉がなければ、シチュー用の牛肉を使ったり、牛ひき肉を使ったりもします。
娘は柔らかく煮込んでも、シチュー用の牛肉より、牛ひき肉の方がちゃんと食べてくれるので、小さい子にはひき肉の方が食べやすいのかも?

ビーツと人参のこと:すりおろして軽く炒めると、甘みが増すそうです。今回は言われた通りにしましたが、『本場の味』にこだわらなければ、小さめにカットするとかでもいいと思います。日本のカレーと同じで、野菜の切り方もそれぞれ好みで、何でもありです。

 

◎作り方

  1. ビーツと人参をすりおろす。キャベツ・玉ねぎ・じゃがいもは好みの大きさで切る。肉も必要あれば、一口サイズに切っておく。
  2. 肉を軽く炒めて取り分けます。表面にちょっと焦げ目がついていれば、完全に火が通らなくても大丈夫!
  3. 玉ねぎがクタっとなるまで炒める。ビーツ・人参を加えて炒める。そこに、じゃがいもとキャベツ、お肉を加えて軽く炒める。
  4. 水とコンソメ、ローリエを加える。水は材料が全て隠れるかどうかくらいのヒタヒタな感じ。
  5. 牛肉を使う場合は、二時間近く弱火で煮込む。(そこまで時間をかけるとホロホロになります)ときどき混ぜて、底が焦げないようにする。
    ※鶏肉なら1時間くらい、豚肉なら1.5時間を目安に煮込む。
  6. 塩・こしょうを加えて味を調える。

 

トータルの料理時間はかかるけれど、煮込み始めれば放置していられるし、たくさん作って翌々日のランチまで使えるので、スープなどの煮込み系は私のお助け料理💖

・・・ただ今回のは、あまりにも美味しかったようで、普段は小食気味なお義父さんが昼食と夕食で一気に三人前くらい食べてしまって・・・😂

夕食用に作ったのに、もう、大人二人分ギリギリあるかないかな感じで、嬉しいけどショック💦

娘に私のニンジンとビーツを奪われながら 、今回はただのお肉入りの赤いスープを食べたような感じでした😁

まぁ、それくらいコーンの甘味みたいのがビーツからにじみ出て、老若男女問わず、大好きな味のようなので、ぜひぜひ試していただきたいレシピです♪


じっくり炒めることが甘みを出す秘訣♪

カレッジでの料理の実習のとき、シェフ(先生)が「玉ねぎは弱火でじっくり炒めることが甘さが増す。私は今回、そこもチェックして点数をつけるので、しっかりと炒めなさい」としつこく言っていたのを今でも覚えています。
理由を改めて調べたところ、熱を通すことで玉ねぎに含まれる硫黄化合物が分解し、辛みの成分が消えて甘味成分が残るからとのこと👀

タマネギを切ると組織が壊れ、硫黄化合物が辛味成分になる。辛味が甘味をかき消してしまうため、生で食べると辛く感じるのだ。

硫黄化合物は揮発・分解しやすい性質があり、加熱するとどんどん空気中に飛び出したり壊れたりして失われてしまう。一方、性質が安定している糖類は揮発・分解しにくい。いためると辛味がなくなり、甘味成分が残る。水分も蒸発していくので、甘味が凝縮される。また、焦げ付かないようにかき混ぜることによって、タマネギの組織が細かく崩れる。糖類が舌に触れやすくなるのも甘くなる理由だ。

たのちから:玉ねぎ、炒めるとなぜ甘い?より抜粋

弱火でじっくり炒めるってせっかちな私にはちょっと待ちきれなくて、ついつい中火でパパパッとやりがちだけど、あの茶色になると独特の甘くてちょっと焦げた感じの風味が生まれて、スープがもっと深みのある味になるような気がして、『じっくり炒める』という部分は頑張るようにしています😎


ビーツはおしっこにも赤い色が出ます!

ビーツの赤は強烈です。
トマトを入れなくてもスープの色はきれいな赤色になります。
ビーツを触った手はしばらく赤く染まります。
そして食べた後は、おしっこもうっすらとピンク色になります。

そして、毎回それを忘れていて、一瞬「血尿っ!?」と驚く私・・・😂
色が付くのは自然のことです。
ボルシチを食べた後のおトイレで赤くなってても病気じゃないので、心配しないでくださいね👍
 

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